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2019(H31)の記事

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2019(H31)


風の道農園便り 【R1・12月の様子  ・初冬の里山 / 冬至も近し・“基肄城(きいじょう)柿”植え付けその後 / 筑波山夕照 / キウイの追熟不良 /  剪定はさみの破損と救済

風の道農園便り 【R1・11月の様子・深まりゆく秋・年寄りの冷や水 / “シャインマスカット”を超えられるか・“天晴”と“雄宝” / 花貫渓谷探訪(その1)・高萩の偉人 / 花貫渓谷探訪(その2)・紅葉と渓谷のコラボレーション / 

風の道農園便り 【R1・10月の様子・秋色深まりゆく・“太秋”柿の早期軟化 / 秋ソバの花お咲く頃・修験者との出会い / 大洪水時代到来・“第6久慈川橋梁”の崩壊 / 認知機能検査苦手な人への裏技 / 通園700回目達成・“富有柿”シーズン到来 / ぶどうシーズンの終わり・発見“一蔓2房”成らせ

風の道農園便り 【R1・9月の様子・苦戦のパソコン買い替え・収穫の頃 / 強烈台風15号襲来・“シャインマスカット”の収穫 / 秋の彼岸・“シャインマスカット”の殿様商売 / いきいき茨城ゆめ国体

風の道農園便り 【R1・8月の様子・梅雨明け猛暑・ “20世紀”の裂果 / 同じ“シャインマスカット”でもこんなに違う / 小玉スイカ小果収穫・4年ぶりのナスからし漬け

風の道農園便り 【R1・7月の様子  “昴紀”完熟の頃・完熟果の難しさ / 梅雨本番の日々・“桃夭”の食感 / 慢心にならぬようにが難しい!・“シャインマスカット栽培”の指導員? / ハクビシンわなを仕掛ける / 古代ハスと時の門・会津古民家 / 一瞬の輝き・地元ヤマユリは自生か否か

風の道農園便り 【R1・6月の様子   入梅も間近・早生桃“昴紀・桃夭”の袋掛け / 早生桃“昴紀”・高齢ドライバーは危険か / 見極めが難しい!“昴紀”収穫開始・“基肄城”の発芽  / “昴紀”大収穫・物々交換か・直売開始

風の道農園便り 【R1・5月の様子   ネモフィラを見に行く(その1)・ひたちなか海浜公園 / ネモフィラを見に行く(その2)・阿字ヶ浦界隈と酒列磯前神社 / ネモフィラを見に行く(その3)・中生代白亜紀の海岸 / キウイの難病・新型かいよう病か? / 5月の花・“ハンカチノキ”と“ヒトツバタゴ” / ネコ騒動・物置でネコ、出産か? / 驟雨・花散らしの雨

風の道農園便り 【H31・4月の様子  花冷えの頃・まさにプロヴァンス的光景か / 花冷えの頃(その2) / 園部の桜(その1)・まさに大盆栽の風格 / 園部の桜(その2)・“吉野しだれ”か / 園部の桜(その3)・二本松はいずこに? / ナナカマド萌芽・散り行くサクラ / 代掻きの頃・野菜種の発芽

風の道農園便り 【H31・3月の様子   啓蟄の頃・“基肄城(きいじょう)”柿の植付 / ハウスフィルムの交換(その3) / “甘平”みかん / 野鳥営巣の話(その1) / “暖地桜桃”の開花・石岡市の話題・石1野球部甲子園初出場 / 野鳥営巣の話(その2) / ハウスフィルムの交換(その4) / ミモザアカシアの開花・春の味覚・ノビル / 野鳥営巣の話・自然界の厳しさ(その3)

風の道農園便り 【H31・2月の様子  
束の間の春・“土佐文旦”の収穫 / 降雪明けの三連休 / 花木センター特売日 / 池花池・かすみがうらハクチョウ受難の話 / “西内小夏”のス上がり・ハウスフィルムの交換(その1) / “とちおとめ”の春植え / 梅一輪・ハウスフィルムの交換(その2)

風の道農園便り 【H31・1月の様子  
元旦のくつろぎ・龍ヶ崎岩盤浴銭湯 / 月に大接近する金星・“明けの明星” /  明日をのみ思い煩う・ハウスフィルムの破損 / りんご「陽光」の剪定 ・りんご下垂栽培りんご / トレリス・ワイヤー取替え / りんごわい化栽培・接ぎ目コブとバーノット / “食用ほおずき”その後 / りんご樹の結束と誘引



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2019(R1)・12
■ 初冬の里山
(12月9
日)
 郷の紅葉は遅れていたがこのところの急な寒気到来に一気に山腹のコナラ、クヌギ、シデなどの黄葉が進んだ。我が家のナナカマド、高地の紅葉には遠く及ばないが、葉や実はすでに落ちその後から出た枝先のわずかな新葉に紅葉を見る。
 一方、今年はラビッドアイブルーベリーやドウダンツツジが色鮮やかに紅葉を競う。
 
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■ 冬至も近し・“基肄城(きいじょう)柿”植え付けその後(12月18日) 
 
さて、直売用のキウイは完売できたが、早生ミカンが依然大量に筆者の手元にあり傷む前に何としてもすべて売り捌かねばならない。22日は冬至。一般家庭ではこの日カボチャを食ってユズを浮かべた風呂に入る仕来り。
 そこで自家産のユズと地元直売所で仕入れたカボチャを一緒に店頭に並べて客の目線を引く作戦に出る。

 今年のユズは大きな実が豊作で鈴成りであった。ユズには鋭い長いトゲがあるので脚立での収穫はトゲとの闘いになり、安全には一段と気を遣わなければならない。ヘルメットを被りゴーグルを掛け手袋は二重に。足元の剪定クズにもトゲが隠れているので踏み付けないよう注意が必要である。

 トゲ傷がなければ1個100円以上の高値で売れ大儲けになるのだが、ほとんどの実がキズだらけでこんな状態では1個50円が良いところである。ユズの実がトゲでキズだらけになるとは植え付け当初、思いもよらなかった。トゲの少ない品種、“トゲなしユズ”などもあったのにと今更悔いても後の祭りである。えっつ、枝からトゲを抜く荒技もあるの?
 ユズの値段が高い理由が最近何となく分かるのであった。

 薬味として使われるユズの実、それほど数は出ないと思っていたが東京の直売では売り出したユズが安いので喜んで10個、20個とまとめ買いする人がいた。問えばジャムにすると言う話である。

 
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 さて、今春、3月の記事に久留米市の苗木業者から柿の苗木を買った際、高額な送料をぼったくられた話を書いたが、この素掘りの苗木までとんだ食わせ物だった。植え付け後、春を越し初夏6月半ばになってやっと2芽の発芽。そしてようやく秋までに伸びたのは10cmにも満たない弱々しい小枝だった。
 不良苗の振る舞いに全く呆れ返って先方に苦情を言うことも忘れたよ。

 今月になって苗木を1本お分けした柿農家T
さんを訪問して苗木のその後の様子を尋ねたところ、こちらと同じようなものだとTさん、意に介さなかった。返ってこのような状態の方が来年の成長に良いのだと逆に慰められてしまった。おそらく素掘り苗のせいかもね。

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2019(R1)・11
■ 深まりゆく秋・年寄りの冷や水
(11月3日)
 文化の日。昨夜は激しい雷雨があった。今年はモズが居ないせいか農園でも人懐こいジョウビタキが姿をよく見せる。
 昼前、雨でぬかるんだ山道をバイクで登り山上のみかん園に行く
。くもり日ながら南向きの斜面は暖かく小春の陽気に早生のみかんがオレンジ色に輝いていた。傍らでミカン園の一家が古枝の整理などしていたが今年は収穫が未だのようであった。
 
 さて、ここに来たのは例年通りみかん樹のオーナーとして園主の奥さんに予約樹のオーナー代金を支払う段取りがあったからである。人の好さそうな年老いた奥さん、代金は昨年と同じで良いと快く言うので昨年と同額、2本分7千円を手渡した。
 ところが、しばらく経って奥さんから呼び出され予約した樹を見せてくれと言われた。何事かと思ったが予約樹まで案内すると奥さん、にわかにあと6千円くれと、まるで人が変わったように言い出した。少しの間に一家の間で何があったのであろうか。一旦、契約成立後の増額なのでさすがに筆者内心むかっとしたが、顔には出さず、大人しく言いなりに払うしかなかった。

 さてさて、予想外の成り行きに今年はみかんを東京に持ち帰っても元手が取れるか怪しくなった。来年は再考した方が良さそうだ。老婦人とは良い関係にあったと思っていたが錯覚だった。所詮、老欲の前には筆者、余所者でしかない。(苦笑)

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■ “シャインマスカット”を越えられるか・“天晴”と“雄宝”(11月7日) 
 
集落に点在するぶどう園は巨峰栽培が主でシャインマスカットを栽培している園はまだ少ない。その中で先日シャインマスカットの一文字短梢栽培している園を発見した。広さ2反歩余り、樹は10年生くらいだろうか、30~35本ほどの樹幹部に虫除けの白い塗料が塗られていた。4本主枝のH型樹形を採用した棚栽培園で整然とした主枝列は見事で手塩に掛けた園主の熱心さを物語る。主枝の長さは6m余り、主枝1本に左右に分けられた50本の蔓跡があった。

 ところで、最近ぶどう園やネットの間でシャインマスカットに代わる新品種“天晴(あっぱれ)”とか“雄宝(ゆうほう)”の話題を耳にする。大人気の品種に未だ早いのではと思うのだが、商魂逞しく早くもシャインマスカットに次ぐ二匹目のどじょうを狙ったものであろうか。
 調べれば大粒の天山とシャインマスカットを交配させシャインマスカットの大粒化を狙ったものだが、大粒化により風味は落ち、香りもなくさっぱりとした甘い水のようになったとの悪評も。30年以上掛けて育成したシャインマスカット、代わる品種などそう簡単にできるはずもない。

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2019(R1)・10
■ 秋色深まりゆく・“太秋”柿の早期軟化
(10月2日)
 昼間は依然として汗ばむ陽気。半そでで過ごせるが、やはり中秋である。朝夕は肌寒くなってきた。草むらに伸びるススキの穂に花が着き風に揺れる様を人は風雅と見るのだろうか。
 ススキは繁殖旺盛で草刈を怠ると容易にススキの原になってしまう。厄介者のススキだが、刈り取ったススキの葉をブルーベリーやキウイの根元にマルチしたり、冬場、かんきつのコモ巻きに利用することもできる。
 
 さて、果樹園の収穫種類も変わり、これから柿に移って行く。農園の主力品種は「太秋」で樹上に50個以上の大果が見られる。既に幾つか赤く熟しているが「太秋」の本来の収穫時期は10月末からである。早期に熟した柿は間違いなく落果してしまう。しかし、「太秋」は青いうちから食べられる稀な甘柿で、これ幸いとやや青味の残るうちに収穫するとその後2~3日で赤くぶよぶよに軟化してしまうのである。(写真下右)

 「太秋」の産地、熊本などでは流通過程でこの早期軟化が深刻な問題となっているようである。原因はさまざまだが決め手に欠ける。本来の収穫期まで待てば大きな実が次々樹上で軟化し収量が激減するのを目の当たりにする。又、樹上軟化を嫌って早採りすれば今度は保存中や出荷中に軟化するリスクが高まる。全くやくざな品種に違いない。
 そこで早採りする場合はかなり青いうちに収穫し冷蔵などして早めに売り捌いてしまうに限るのである。(写真下左)

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■ 秋ソバの花の咲く頃・修験者との出会い(10月7日) 
 
集落のあちこちの畑に白いソバの花の咲く頃。週末には新たに大型台風の関東接近の予報に筆者、気の休まる間もない。しかし、すべては自然のなせる業、成るように成れとの心境であるが停電にはもうこりごりである。

 停電に備え、裏山に飲用の水を汲みに行く。山の中腹、通称“精なる水”広場で浅黄の袴を着けた修験者らしき人に出会った。広場の清掃をしていたのでてっきりここの管理人かと思ったが、聞くと小美玉からワゴンで来た壮年の僧侶だった。これから急な脇道を登って難台山(なんたいさん)を行脚するのだとか。

 以前不動様の安置されていた崖際の祠も清掃されて小さな白い茶碗が供えられていた。難台山は愛宕山から続く古くからの山岳信仰修験の場で天狗の伝説も伝えられている。頭巾、手甲、脚絆、白の鈴懸(すずかけ)など山伏支度に身を整えると金剛杖を手に祠前でしばし読経、杖で数回地面を突いた後、一人悠然と脇道に踏み入って行った。その後時折、山上からほら貝の重低音が山域の静寂を破って響いて来た。
 さて、ここは熊野や出羽三山にもあらず、登山道でいきなり山伏姿に出会った人はびっくりするに違いない。
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2019(R1)・9
■ 苦戦のパソコン買い替え・収穫の頃
(9月19日) 
 
8月末、朝パソコン電源が急に入らなくなった。10年以上も使い古したのでやむ無しか。その後、一時的に復旧、急ぎ内部データをメモリーに移し替えた。一日後、又、ダウンし、以後何もできなくなった。新宿の量販店に行くとDellが夏季セールをしていて絶好のタイミングで最新パソコンに買い替えることができた。
 しかし、それからが大変な日々だった。メールの設定だけすれば良いと聞いていたが最初のスタートアップからつまずいた。長年慣れ親しんだVistaからWindows10への変更は年寄りには目を覆いたくなるような変わり様、しかも最近は操作マニュアル一つさえないのである。電話の相談窓口も混んで繋がり難いしね。
 しかし、悪戦苦闘の2週間、何とかインターネットやメールの送受信もできるレベルになったのである。

 さて、時節は移り、残暑は衰え、黄金色に染まった付近の稲田、先週にはほとんどで稲刈りも終わった。日増しに秋の景色が濃密になる。今年初めて我が家の“ナナカマド”に赤い実がいくつか着いた。(写真上)青い葉の方はかなり傷んでいるので果たして晩秋の紅葉まで持ちこたえてくれるだろうか。収穫の秋、白いカボチャ“白爵”を2個収穫する。(写真下)

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■ 強烈台風15号襲来・最悪の1週間/“シャインマスカット”の収穫(9月19日) 
 
9日未明、東京湾に上陸した豆台風15号は霞ケ浦中部を進み大洗方面に抜けた。風速50m以上の烈風で千葉、茨城東部は家屋、農業施設などの損壊により甚大な被害を受けたが、何よりも付随的に発生した広範囲の長期停電が痛手であった。
 農園は台風進路の西側だったので強風被害は千葉県ほどではなかったが、収穫前のりんごの落果が夥しく、その量はみかん箱2杯分にもなり、又、晩生の「2001年」は風でトレリス支柱が倒壊し収穫期の樹がなぎ倒されてしまった。

 当日は朝7時から晩の6時までの11時間に及ぶ長時間停電でスマホは電池切れでいつ復旧するやら情報がつかめず、いらいらがつのるばかり。水道もエアコン、冷蔵庫も使えず台風一過のぶり返し猛暑に老体、ひたすら耐えたのである。折から給湯器も故障し泣き面に蜂の体だった。
 翌日、電車で東京に向かったが今度は常磐線が土浦以遠で架線事故により運休、復旧の目途がなくバスを乗り継ぎ、つくばEXで大回り、2時間も遅れて帰宅した。おまけにつくばEXの車内冷房がきつくてひどい夏カゼを引くというおまけつきだった。こんなことはあの大震災以来のことで何という酷い一週間だったのであろうか。
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 10日、秋の味覚、「シャインマスカット」今年初の収穫。ハウスで栽培したものでやっと糖度
16になったばかり。糖度は基準より低いが甘味、酸味もバランス良く意外においしい。写真のは小房で438gだが大粒で市販品にも見劣りしない。東京の我が家の直売では100g150円、1房450~750円で売るがおいしくて且つ安いので大人気、短時間で売り切れてしまう。

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2019(R1)・8
■ 猛暑地獄・“20世紀”の裂果
(7月30日) 
 
7月29日、関東やっと梅雨明け。昨年よりも1月も遅い。しかし、梅雨明けはすなわち猛暑の到来で農園では早くも30日正午に37℃を記録しこの先が思いやられる8月のスタートになった。長雨も困るが連続猛暑は週末仕事人にも又、野菜くだものにも最悪である。
  今年は長雨のせいか畑のスイカに実が付かない異常事態。蔓ばかり伸びるが着いた幼果は小さいうちに皆落ちてしまう。メロン類も不調でこちらは葉や蔓が枯れて大きくなった実はほんの少しばかり。連作障害だろうか。仕方なし、トマトとピーマン、シシトウばかりが良く採れるので我慢するべし。

  くだものは桃が終わり今はラビッドアイ・ブルーベリーの最盛期。大実ブルーベリーは毎週の直売でも大変人気がある。もっとも小分けして100g150円と格安で売るからでそれ以外の何物でも無いだろう。
 これから、ぶどう、梨の季節に移る。梨「ゴールド20世紀」が袋内で裂果し夥しい数を摘果した。黒星病でないので日照り後、降雨により裂果が発生したと思われる。降雨により果実内が膨張して果面がサッカーボールのように割れる。畑でスイカが雨で割れるのと同じ現象かも。

 
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■ 同じシャインマスカットでもこんなに違う(8月6日) 
 
農園には「シャインマスカット」樹が2本ある。1本は10年ほど前、苦労して「オリエンタルスター」と共に甲府の苗木業者から取り寄せたもので現在雨よけ栽培をしている樹。もう1本はハウスの中にありその翌年「バラディー」の主幹部に前記「シャインマスカット」の穂木を緑枝接ぎしたものである。
 振り返れば当時は「シャインマスカット」苗が市場に出始めの頃で大変入手が難しく、かつ高価貴重な時代であった。又、ぶどう1房も5~6千円の驚異的な高値が付いていた頃である。

 さて、この2本の樹、今では立派に成長し狭いながらも毎年各々20~40房を実らせ農園の代表的収入源の一部になっている。
 2本の樹は言わば親子関係、同一遺伝子を持つ“クローン”であるが最近、この2本の間に違和感を覚える。雨よけの方は葉が大きく雄大、果軸も太く茶色、房も粒も野生的で粒先に特有の凹み(エクボと言う)をしっかり付け、いかにも「シャインマスカット」である。(写真上)一方、ハウスの方は見かけ上、葉が小さく房も小振りで優しげ、果軸は緑色で粒の凹みも目立たなくまるで別品種のようである。(写真中)例年の熟期はハウスが8/末から、雨よけは開花が遅れるため9/半ばを過ぎる。

 この違いは何か?思いつくのが台木の差。取り寄せた苗木の台はウイルスフリーのテレキ5BBであるが、ハウスの方はそれに中間台としての「バラディー」がくっ付いている。
 素人考えだが、これがハウスの樹を大人しくさせている要因の一つではないだろうか。その外、ハウスの方は密植による日照不足や蔓をくねくねと誘引し枝の分岐も多いので養分の流れが滞る生理的な要因も考えられる


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2019(R1)・7
■ “昴紀”完熟の頃・完熟果の難しさ
(6月30日) 
 
7月に入る。このところ桃の記事ばかり書いているが、今年は苦心の甲斐あって今までに無く立派な桃がたくさん採れ出したので優先的に記事にしているのである。
  さて、今週は来園4日間中、3日も雨であった。
 雨の中、「昴紀(こうき)」が完熟期を迎え、本日、残らず収穫した。果頂は既に黒味帯びた濃赤色、果皮が柔らかいので収穫には一段と気を使った。軸元が膨らみ成り枝に半ば食い込んでいるので回して採るのは絶対にNGである。引っ張っても軸部が抜けて傷むし、仕方なく面倒でも枝ごと切り落とすしかなかった。(写真上)

 結果は31個採れて良品が23個、300g以上の大玉が11個もあり今までに無い良い成績であった。ただ、残念ながら長雨のせいで糖度は9.7度と低く水っぽい甘さであった。
 収穫時の苦労や輸送中の傷みを考えると実が少々硬めであった先週が一番の収穫適期であったと思われる。新たな知見を得たのである。
 
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■ 梅雨本番の日々/“桃夭”の食感(7月2日) 
 
昨年は6月末に早々、梅雨が明けて驚かされたが今年は如何に。連日の雨模様に周辺の山も雲の中、盆地の空は終日どんよりとして灰色の雲が垂れ込める。気温は低め、時々、霧のような煙雨に郷の景色もぼんやりと霞んで見える。

 早生桃の「桃夭(とうよう)」、果皮が赤らんでそろそろ収穫を目論む時期。適期は今月半ば頃であろうか。昨日、12個ほど試しに採ったがサイズ6.5cm、まだ150g級の小玉であった。しかし、うっすらと朱の射した果肉はコリコリと硬いのに糖度14.4度と大変甘い。硬い桃の好きな人には病み付きになる食感だろうか。
 さてさて、こちらの「桃夭」180袋、次の「大玉あかつき」110袋、それに続く「夕月」の60袋、主な送り先には
既に「昴紀」を送った後なので如何にして捌くかが今後の課題だ。

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2019(R1)・6
■ 入梅も間近・早生桃“昴紀・桃夭”の袋掛け
(6月2日) 
 
6月に入る。季節の歩みに追い立てられるが如し。5,6月は農園で最も忙しい時期。やるべき事はたくさんあるのに日中の暑さと体力の低下で付いて行けず、作業は目標の6~7割くらいしか捗らない。仕方なし、何事も優先順位を付けて手を抜くしかない。
 オリーブ「ミッション」が樹全体に異常なほどたくさんの小花を付けた。が、この樹は1本ではほとんど結実しないので農園では観賞樹になっている。

 袋掛けの終わった極早生桃の「昴紀(こうき)」、袋の中を覗けば果実は5cm余りに急成長。既に青味が薄れて地色が黄白色に変身、果頂には赤味も射して細かい産毛が全面を覆っている。うむっつ、美形、シミの一つも無い。大きくなりそうな予感!
 今週は「桃夭(とうよう)」にも摘果しながら昨年比3倍の180袋の袋を掛けて終了した。樹の上部には無袋の実がかなり残っているが桃ばかりにかまっていられないのである。

 ところで、今年は未だハクビシンの出没が無い。裏のぶどう園の奥さんが言うには最近、ハクビシンを5~6匹捕獲したと言うのでそのせいかも知れない。ハクビシン一家全滅か?これは又、好機到来か。完熟桃に挑戦するチャンスかも。
 あとはカメムシとシンクイの対策だが、今年は結実後、ネオニコチノイド系殺虫剤“アルバリン”などを1週毎に散布している。即効性は無いが虫たちに付け入るスキを与えない作戦。
 ( ネオニコチノイド系殺虫剤:植物体内に浸透移行して予防効果を発揮する。昆虫に対し選択的に作用し強い神経毒性を有すると言う。)

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■ 早生桃“昴紀”/高齢ドライバーは危険か(6月12日) 
 
極早生桃「昴紀(こうき)」、ますます肥大、大きなものは横径が6~6.7cmに。完熟は茨城で6月下なので今少しと言う所か。完熟果は全面濃赤色となり大きさ8cm位になるとか。
 今年はハクビシン害も無く、病虫害も少ないのでこのまま行けば今までに無い大収穫が予想されるのである。

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  さて、今週は東京からネット購入した居間用のシーリングライトを車で運んだ。やはり、大物物品を人里離れた山郷に運ぶとなると車を使うのが一番である。10年来使用してきた居間のサークライン蛍光灯は最新のLED照明に変わった。(写真上)
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 ところで最近気になることがある。4月に発生した池袋の88歳ドライバーが起こした暴走事故、事故後、高齢者運転に対する風当たりが強くなった。訳も無く危険性を煽るニュースが目立つのである。例えば、有名人が率先して免許を返納するようなことまで好んで取り上げる。政府までが世間に迎合するように高齢者運転を制限するかのような政策を提示する始末だ。
 マスコミが高齢者の起こした事故ばかりを好んで取り上げ誇大に流すことにより世間の目が踊らされている。危険な風潮である。

 認知症などの老いぼれが車を運転するのは無論論外だが、それ以外の75歳以上の高齢者を差別するように一律に運転制限するのは如何なものであろうか。最新の交通事故データを見れば一目瞭然、高齢者の交通事故率は若年者よりも断然低く、
むしろ一般成人並みなのである。(下図:H30年中の警視庁交通事故の発生状況より

 警察は高齢者が一般に傲慢で自信過剰と言うけれど、筆者はそうは思わない。高齢者は自身の身体的衰えを自覚しているのでむしろ、慎重で無理をしない安全運転を心掛けるのである。自身で危ういと思ったらその時、車の運転を止めたり免許を返上すれば良いのである。
  又、運転者がアクセルとブレーキを踏み間違えた結果、重大事故に発展するとすれば車の構造自体にも少なからず問題があるとメーカ側は認識して改善すべきなのである。
 そして、ちなみに運転免許返上と言うことに至れば、筆者の田舎暮らしもジ・エンドに成るであろう。

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2019(R1)・5
■ ネモフィラを見に行く(その1)・ひたちなか海浜公園
(5月1日) 
 
5月に入る。ひたちなか海浜公園のネモフィラが見頃との情報に先月22日、念願のネモフィラ見学に出掛けてみた。
 実は2年ほど前、5月の連休に良く調べもせず車で出掛けたことがあり、その時は公園の駐車場が既に満車でIC出口から大渋滞、駐車待ちの長い車列を見て止む無く入場を断念したことがあった。その失敗に懲りて今回は電車とバスを乗り継ぎ且つ、連休前の平日早朝に出掛けてみたのである。

 農園を7:30出発、9:15常磐線勝田駅着。駅前から臨時直通バスが出ていて9時半には海浜公園西口に到着できた。さすが入場券は並ばずに買えたが園内に入ってみると既に大勢の人波があった。開園時間9:30を繰り上げたようだ。それにしても大変な人気で、皆、花の見頃に来るのでシーズンの平日は連休中よりもむしろ入場者が多いらしい。

 人波に逆らわず列に付いていくのみ。列は広い公園の一点、“ネモフィラの丘”に収束していた。ネモフィラ咲く丘の麓から頂上までのジグザグの観察路を埋め尽くした長蛇の人波はまさに天国を目指す巡礼者の群れの如しであった。
 薄いブルーに縁取られた小花はワスレナグサやオオイヌノフグリに似て特段に美しいとも思われないが一箇所にこれだけ集まると空を映し出したような圧倒的風景になる。残念ながら風景を切り取った写真には人ごみが写り込み、カメラマンには興ざめであるが、これはもはや諦めるしかない。

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■ ネモフィラを見に行く(その2)・阿字ヶ浦界隈と酒列磯前神社(5月1日) 
 
公園南口から15分も歩けばかつて10kmにも及ぶ東日本最大級の阿字ヶ浦(あじがうら)の砂丘地帯に出る。沖の流砂防止ブロック越しに鹿島灘が垣間見えた。
 かつては“東洋のナポリ”と賞された明媚な阿字ヶ浦だが、近隣の開発で潮の流れが変わり景観が変わった。衰退したとは言え未だ夏の砂浜は海水浴や合宿の人達で相当の賑わいを見せるらしい。しかし、連休前の今は超閑散、海の家も海岸沿いのどの店舗も店を閉じ浜にはわずかなつり客の姿しかない。
 既に歩くこと1万歩余り、歩を運ぶ足取りも重くなった。

 11:30 事前に調べておいた阿字ヶ浦温泉“のぞみ”に到着。建物は中世の城郭風だがラブホテル風にも見えた。日帰り温泉で付近では唯一の天然温泉施設。平日の午前中のため、がらがらに空いていた。2階に海が眺められる露天風呂などがあったがどれも狭くて古そうな感じであった。
 地下1500mから汲み上げる高濃度ナトリウム塩化物泉は鉄分を含み茶色の濁りがあった。湯はぬるめに加温されて舐めるとかなり塩辛い。又、皮膚が溶けるのかぬるぬるした感じだった。1階にレストランが併設され、近くの磯崎漁港などで水揚げされた新鮮な魚介が食べられる。本日のお勧めは旬のカツオの刺身とシラスだった。
 海浜公園から2km、入館した人を見るとそこから歩いて来たのは筆者一人ではないようである。穴場スポットであるが、館内は広いとは言えず繁忙期の入館は避けた方が良いかも。

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 さて、休憩室のリクライニングチェアに身を沈めながらこれからどうするかと思案する。疲れたので残りの時間、ここでゆっくりと怠けるか、否、当初の計画通り“酒列磯前(さかつらいそさき)神社”に詣でるべきか迷ったのである。受付の女性に尋ねると距離的には割りと近いらしく地図までくれた。

 海岸に沿って進むと先は磯崎の森で海岸から20~30m小高い台地になっていた。坂道を登って10分ほどで参道の鳥居前に至った。由緒書きによれば神社は“大洗磯前神社”のいわば兄弟神社であるとか。 “酒列”と書いて“さかつら”と読む。さすがこれを読める人はいないだろう。酒造りの神らしい。

 鳥居から本殿に続く長い参道の両側にツバキ、タブノキなど樹齢300年の常緑照葉の樹林が連なっていた。境内の照葉樹林は県の天然記念物であるそうな。鬱蒼とした樹冠が作る長々とした暗いトンネルは参詣者をその先の異空間に導く結界(けっかい)のように思われた。
 参詣者の姿は少なかったが、近年、神社は宝くじ大当たりのご利益スポットとしても知られ、しばしば団参バスが訪れる所らしい。そう言えばさっきも一人拝殿前で長々と頭(こうべ)を垂れている男性の姿を見掛けたがその人もご利益祈願だろうか?

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■ 花冷えの頃・まさにプロヴァンス的光景か
(4月1日) 
 
4月に入る。花冷えが続き早朝気温は連日零度に近いが、日中は陽が射せば暖かく過ごし易くなった。さて、新旧4本の桃の樹は満開に近く花びら色が華やかに農園を染め上げる。ソメイヨシノは開花が遅れて未だ1~2分咲きだが来週には満開になることであろうか。
 裏山から時折ウグイスのさえずりが届き、地には菜花、スイセン、ヒヤシンス、ムスカリ、ローズマリーなどが色とりどりに咲き乱れ春風にそよぐ様はまさに百花繚乱である。
 そして、散歩がてらに近くの丘陵に登れば春キャベツであろうか青々と育った野菜畑が緩やかに遠方まで延びて、かのセザンヌ、ゴッホの世界を垣間見せる。

 農園はハウスのビニールの張替えが終わって果樹は開花と花後の結実を待つばかり。果樹栽培は束の間の休息でその間に畑の除草、荒起こし、種播きなどぼちぼちと春夏野菜の植え付け準備に入る。
 

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■ 花冷えの頃(その2)(4月7日) 
 
春らしからぬ花冷えが続き冬のコートが手放せない。しかし、季節は進み桃、スモモに続き、庭先の紅シダレやソメイヨシノもほぼ満開になった。
 そこで今年も農園入口にオープンガーデンの看板を出してみる。訪ねてくれる人がいるかも知れないと思えば気がぐっと引き締まるからである。もっとも地元の人は大方プライドが高く内気な人が多いのでおそらくそんな人は現れないであろうが。(苦笑)

 さて、
春先に大きくなったソメイヨシノの太枝を何本か整理伐採して傍らに放置しておいたが、何とその伐採枝からも花が咲き出した。(写真下)

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